政令都市になるメリット・デメリットを教えてください。
(例えば、固定資産税が上がるとか下がるとか・・・)
北脇氏:メリットは、県並の権限と新しい財源が得られるので、それをうまく使うことで地域を発展させ、住み良い都市をつくることができることです。
デメリットは、市街化区域農地の固定資産税の宅地並み課税が適用になることです。
事業所税については、合併により旧浜松市以外の地域も課税対象になりました。
鈴木氏:例えば、学校教育の面では、市立小・中学校の教職員の任免や給与の決定等ができます。これにより、実体に即した教職員の採用・配置や市独自の教育ができるようになります。
税金は法律等で定められており、政令指定都市になることにより上がることはありません。市民税、固定資産税、都市計画税などの市税の税率も変わりありません。
高林氏:デメリットとして、税源の委譲等で増える収入が120億円,増える事業費が250億円、差し引き130億円の不足額がでるため、国庫支出と新たな借金が必要になること。
新たな課税として、農地に対する宅地並み課税も経過措置をへて、課せられること。
掲載にあたり浜松市選挙管理委員会に確認許可をとっています。