康友さんが考えていること伝えたいこと!!

康友さんが考えていること伝えたいこと!!
市民討論会のテープを起しました!!
康友さんの言葉をそのまま掲載させていただいています。


皆さんこんにちは。
ご紹介を頂きました鈴木康友でございます。
えー今回の市長選にあたりまして、私のこれからの市政に対します基本的な思いをこれから10分くらいで申し上げさせて頂きまして、後はまあ軽く質疑と言うことでございますので、えー基本的な考え方をこれからお話しをしたいと思います。

一つは、いよいよこの4月で、4月1日から政令指定都市になるということであります。
で、浜松市という名前がこれから継承されますけれども、私は以前とまったく違うですねまちを作っていく、まちを作らなければいけないんだなと感じております。
今度12の市町村が合併をしました。浜北、天竜、龍山・引佐・それから春野・水窪・佐久間・そして三ヶ日・細江・引佐・そして雄踏・舞阪ですね。
これだけのたくさんのですね自治体が、えー合併をした訳であります。行政上は合併をしましたけれども、実は本当に中身がですね、
これから本当に一つの浜松になっていくと、今度は水窪や佐久間の、に住んでる方も、同じ浜松市民として、本当に共通の意識を持ってもらって、そして同じようなですねこの浜松で安心暮らしの安心と将来の希望を持って生きて行って頂くためにはですね、これから合併のいろんなまたひずみや問題点てのをですねひとつひとつ克服しながら、一つの浜松を作り上げていくと言うことが必要だと思っています。
ですから私は一つのスローガンとして共生共助ともに生きるあるいはともに助け合うという考えの下にですね、一つの浜松を作っていきたいという風に思っています。先日水窪町へ行って参りました。
そして一人の若い人からですね、こんなお話を頂きました。
自分がこの合併は自分にとっては非常に辛いものだったというんですね。
どうしたんですかって聞いたら、その人は水窪のちっちゃな印刷会社に勤めていたんですけれども結局この合併によってですね、まず役場の仕事がなくなってしまった。
あるいはその水窪町のささやかな商店やささやかな企業から仕事もらってやってた会社だったんですけどもそういった仕事が細ってしまって、結局失業しちゃったんですね。
でも今の水窪にこの人が働けるですね場所を探すっていうのは非常に困難だったんです。
で、水窪で生まれて水窪で育ったその彼がですね本当は自分は水窪でこれからも生きて行きたいと。
でも、もう自分にはですねそれが新しい職見つからないから水窪を出ざるを得ないかもしれない。
こんな悲痛な訴えを聞きました。
で、本当に私にとっても身につまされる思いがしたんですけれども、でもそういう人たちは自分だけじゃありませんよと、他にもいますよというお話でした。
そして実は浜北でちっちゃな電気屋さんの集まりに行った時にこの水窪のお話をしました。そしたら浜北のその電気屋さんの方達がですね、
いやいや鈴木さんそれは水窪だけの話じゃありませんよ。
浜北だってそうだと。
自分たちのような零細なまちうちの零細のそうした商店や企業にもの凄く今しわよせが来てるんですよ。
ですから自分たちも本当に合併のあおりを受けてる。
合併で何か良いことがあったかっていうと全然ないですと。
まあ、こんなお話をその浜北の電気屋さん達の集まりの中で伺いました。三ヶ日へ行けば三ヶ日の細江へ行けば細江のいろんなですね、えー、その地域地域のそこに本当に生きている人たちのですね、悩みやですね問題があるなと言うことをですね、今回ずっと回ってみてですねつくづく感じた訳であります。
行政としては制度としては合併を果たしました。でも本当にそこに暮らす人たちがあー合併して良かったねと浜松になって良かったねと本当に言って頂けるようなそういうまちを作っていくのは、実はこれからの行政とそして市民の皆様あわせてのですね、努力にかかっているという風に思っています。
本当にそういうもう水窪でも佐久間でも龍山でも春野でもそういうところに住んでいる人たちのそうした悩みや思い全部私が受け止められるかどうかわかりません。
でもそういう人たちのまず思いを聞き受け止めるところから始めたいと思っています。そしてできることからやっていきたいという風に思っています。
これからの私は基本的な行政の姿勢としてはですね、上からこういう制度でやってご覧なさい、こういう形でやりなさいっていうんじゃなくて、一緒になって考えてそしてそういう地域地域あるいはいろんな団体やいろんな市民の皆さんがいろんな努力をしている、まあそうしたことにたいして行政が何ができるかと一緒に考えていく、そして後押しをして行く、そういう姿勢が必要になって来るんじゃないかなというふうに思っています。そしてこれから私は市政の運営につきましてですね、二つの大きなまあ改革をしなければいけないと思っています。浜松もご承知のとおり今5700億の借金を抱えています。
で、年間予算が4900億ぐらいです。
もう年間予算を遙かに上回る借金を抱えてるんですね。
で起債制限といってこれ以上借金をできないと言う、もうぎりぎりの水準まで浜松は来ています。そして今度本当に財政力の弱いそうした周辺の地域の皆さんと一緒になりましたから、えー、浜松全体の財政力は落ちます。
で、そういう中でこれからさっき言ったようにいろんな皆さんのニーズを受けながら、そういう希望を聞きながらですね、この市の運営をしていくって言うのは本当に大変なことであります。
でも、それやって行かなきゃいけない。その為に私は行財政改革の推進とまあ産業政策をしっかりとやらなけりゃいけないと思っています。
まあ、これは私が私共が作ったリーフですけどもパンフですけどもこの二つの手があります。これは行財政改革と基本産業のですね活性化をさせるという産業政策です。
この二つによってしっかりと財源を生み出してそして教育や子育てや介護や医療それから暮らしを 皆さんの暮らしを支えていくそういうところにしっかりとですね必要な資金が回るお金が回るようにして行きたいと思っています。
そして何よりやっぱり行政の考え方をですねまず変えていくことも大事だと思います。今回浜松は政令市になるにあたってですね七つの区ができますけども、三つの新しい区役所をつくりました。
これだけで30億以上のお金を使っています。
同じようにですね、今度政令市になる新潟は八つの区ができますけども、一つも新しい区役所をつくっていません。全部今ある建物を利用して区役所にしたんですね。
何故そういう選択ができないのかと言うことです。で、今浜松はですね今度合併をしたことによって学校が増えたこともありますけども、まだ耐震化の工事がですね25%の小中学校でやられてないんですね。
新しい区役所つくる前に子どもたちのですね、安全を守ることことがですね、私は大事だと思います。どんなにかかっても耐震化工事にマックス1億ぐらいだとおそらく思います。
そうすれば30億のお金があれば30校の子どもたちのですね安全が守れるんですね。新しい区役所なんかつくらなくたって市の行政はできます。
そうした私は何故そういう選択が今の浜松市の行政にできないんだろうと言う気が致しおります。
ですから行財政改革というのは決して無駄をそのなんだって切り捨てるってことじゃないんですね。
無駄なことを止めて、そして必要なところにお金を如何に回していくか、お金の使い方を考え直すって言うことが私は行財政改革だと思っております。
それからもう一点、これからはですね何でもかんでも市がですね、税金を使って皆さんに行政サービスをやっていくってのはもうだんだんに限界が近づいています。
それから、もちろんどんどん借金をして良いと言うことであれば良いんですけども、もう今言ったようにもう借金ももうこれからままならない、この限られた予算の中でできるだけ多くのですねサービスを市民の皆さんに提供していくということになると、単に税金だけ使ってですねどんどんどんどんその行政がですね、サービスを行っていけばいいって言う時代ではないんですね。やっぱり市民の皆さんのお力を有りながら、今度は行政と市民共同一体になってですね、いろんな知恵をそこに使っていくということが必要だと思っています。
私はですね、実はあの一つNPOを作って、そのNPOの理事をしているんですね。
全国介護者支援協会というまあ介護に携わる方とか介護のサービスを受ける方向けにいろんな情報提供している、まあ東京に本部があるNPOです。
そこでですね、えー介護ガイドブックって言うのを作ってですね、実はこれは浜松市判です。昨年これは浜松で初めて発刊をいたしました。
今のところ東京都とかあるいは大きな政令都市政令指定都市のようなところそれから静岡県は静岡市判と浜松市判を作りましたけれどもこういうものを使って作って基本的に無料で提供しています。何故無料で提供できるかって言うと、ここにありますように民間の企業さんから広告を頂いてるんですね。この広告収入でこの本を作っています。
で、まあ監修者は木内けいこ先生が監修者になってるんですけども、この中にはまあ介護のいろんな仕組み、それから浜松であれば浜松のいろんな独自のサービスあるいは浜松のいろんな介護の施設の紹介ですね、そうしたものが全部満載をされたまあ言ってみれば便利手帳のようなものですね。で、これはですね基本的にまあ無料でお渡しをしてるもんですから、こういうものを使えばですね今浜松でこういうこれと似たようなもの今作ってるはずですけども、それは税金で作られてるんですね。
しかも、もしこれを利用して頂ければこれはいくらでもお渡し致しますので税金でそういうものをやらなくて済むようになるんですね。
ですからこれからはこういうNPOだとかホントに市民の皆さんのボランティアとか、そうしたいろんな知恵や力を一緒にやってお借りをしながらですね一緒になって市民の皆さんにいろんなサービスをしていく、そういう時代になってるんじゃないかなという風に思って思います。そんなことも心掛けてこれからの市政にチャレンジをして参りたいと思います。
以上で私からの基調報告とさせて頂きたいと思います。


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